環境保護印刷で企業イメージアップ環境保護印刷
「クリオネマーク」は、環境にやさしい工程によってつくられた印刷物であることを表す「環境保護印刷マーク」の愛称です。
環境保護印刷推進協議会(E3PA)が定めた認証ステータス基準を満たした印刷物にこのマークを表示することで、すべての印刷工程で環境に負荷を与えない印刷を行なっていることを示すことができます。
株式会社三光では、大気汚染の原因の一つであるVOC(揮発性有機化合物)を放出しないnon-VOC、水を汚さないnon-DRAINの基準を満たした設備と技術の導入を積極的に行ない、地球環境保護へ向けた活動を全社を挙げて推進していますが、2020年3月、環境保護印刷の最高ステータス「クリオネマークGOLDプラス」の認証を取得しました。
この認証の取得により、弊社で印刷する印刷物には、資材・工程・技術が地球にやさしいことを証明するクリオネマークを表示することができます。
クリオネマークGOLDプラス登録基準
Clione mark gold plus registration criteria
GOLD+ | non-VOC(澄んだ水) | non-DRAIN(きれいな水) |
刷版工程 | 刷版現像液を使用しない | 刷版現像液の廃液がない |
印刷工程 | 刷版湿し水(※)にIPA(※)を使用しない | 湿し水ろ過装置を使用して廃液量を削減(廃液は回収、消却) |
インキ | インクに含まれる揮発性の有機溶剤が1%未満 | ー |
総量削減 | ー | 高精細印刷・FMスクリーニング等の技術を採用し、インキ・湿し水の使用総量を削減する方策を講じている |
※湿し水 オフセット印刷などの平版印刷で、版の非画像部へ印刷インキが付着しないようにするための水溶液。
※IPA 有機溶剤の一種で、有害なVOC(揮発性有機化合物)を大気中に排出することから、多方面で使用規制が行なわれている物質。
株式会社三光はFSC®︎認証紙による印刷に対応します
FSC®︎
現在、世界中で森林の破壊や劣化が大きな問題となっています。森林が破壊されるとそこに生息する貴重な動植物が失われるだけでなく、住民の生活環境の悪化や地球温暖化などが引き起こされます。しかし、木材をはじめとする林産物は私たちの生活に不可欠なため、森林をまったく使用しないということはできません。そこで、適切な森林管理が求められています。
Forest Stewardship Council®︎森林管理協議会は、このような問題を背景として1994年に設立されました。この国際基準は、森林管理における環境、社会、経済的影響を考慮した10の「Principles and Criteria for Forest Management:森林管理に関する原則と基準」から成り立っています。
CoC認証(FSC®︎の森林認証制度に含まれています)
Chain of Custody Certification
加工流通過程で、認証された木材や木製品が他の製品と区別、識別されているかを評価する
FSC®︎のロゴマークについて
株式会社三光ではCoC認証を2010年5月に取得(FSC®︎-C086357 認証番号SGSHK-COC-007690)し、FSC®︎認証の紙商品(FSC®︎認証紙)を取り扱っています。
責任ある森林管理
のマーク
当社では、環境に優しいエコな水なし印刷もおすすめしています。
水なし印刷とは
- 環境に優しく仕上がりも繊細で美しい
- エコ活動の証明「バタフライマーク」を表示出来るため、企業イメージのアップに繋がる
- 水なし印刷が出来るのは日本の印刷事業所でわずか1.1%※1
- 当社では通常印刷と同じ価格でご提供しています
※1 従業員4名以上の印刷・同関連業:9888事業所(2019年確報 工業統計調査 産業別総計表)
一般社団法人日本WPA(日本水なし印刷協会)会員一覧:106社
回収が義務づけられていますが、水なし印刷は、有害な廃液が一切出ないとてもクリーンな
印刷方法のため、現像処理後の排水は下水に流すことができます。
「湿し水」の代替として「シリコーンゴム」を使用することにより「環境への配慮」や
「生産性の向上」が可能になる画期的な印刷方式です。
点のひとつひとつがくっきりと再現され、高精細な美しい
仕上がりの印刷物が得られます。
網点・線画の再現力が高いところは水なし印刷ならではで
凹凸の大きい上質紙やマット紙、和紙でもデータどおりの
円形の網点が用紙上に確実に再現します。また、肉眼では
読めない1級クラスの文字でも拡大してみると見事に
再現できている事がわかります。
水なし印刷で印刷する事によって、エコ活動の証明でもあり日本WPA(日本水なし印刷協会)の
ロゴにもなっている「バタフライマーク」を印刷物に掲載することができます。
そうする事により、御社のエコ活動を対外的にアピールする事が出来、御社の企業イメージを
大きくアップさせることが可能です。
バタフライマークの蝶はオオカバマダラ(Monarch Buttefly)といいます。
環境のリトマス試験紙とまでいわれるほど環境に敏感な生態系が
水なし印刷のエコでクリーンなイメージにマッチする為にロゴへ採用されています。
約8ヶ月と非常に時間がかかります。導入時のテストが
難解で断念する会社も多いようです。
そのためか日本の印刷事業所で水なし印刷が出来るのは
わずか0.9%、155社だけです。三光では早くから
この水なし印刷に取り組み、佐賀県初、九州でも5社目に
導入に成功致しました。ノウハウも構築出来ており
価格も通常印刷と同等のコストでご提供する事が可能です。