印刷検査装置導入の記事です。

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印刷検査装置導入

2018年6月23日(土)
印刷検査装置導入

いつもお世話になっております。

このたび遂に弊社へ印刷品質検査装置を導入いたしました。

印刷工程では印刷機へ版を装着後、刷りだしチェックを行います、版はアルミでできていて傷つきやすい素材です、インキが版に転移し版からゴム素材のブランケットへ転移しブラランケットから用紙へと転移します、そのためチェック内容は、版の傷がないか、ごみ汚れがないか、ブランケット劣化などで印刷転移不良の箇所がないか、4色で行うカラー印刷がほとんどなので、その4色の見当が正確にあっているか、印刷の色調が校正紙とあっているか、など刷りだしチェック項目は多岐にわたりさらに、人的ミスである思い込みを防ぐためオペレーター一人ではなく、チェック者をもうけて二人でのチェックを行っています、またすりだしチェックを入念に行っていても印刷中の変化があるため100枚から200枚の抜き取りチェックを行い濃度変化が出ないようにコントロールし、印刷中紙紛による障害がないかを検査しています。そのため今ではミストラブルが減少していますがゼロではありません、またそのチェックに要する時間も効率を上げる上でネックになっていました。検査装置導入でデータとの照合を機械が行ってくれます。また印刷中の抜き取りチェックもこの検査装置で行うことで印刷中のトラブルを発見してくれます、品質の向上と効率アップがこれにより実現でき、今まで以上にお客様へ信頼いただける製品作りを行ってまいります。