三光のいろんな取組 第10弾の記事です。

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三光のいろんな取組 第10弾

2017年10月6日(金)
三光のいろんな取組 第10弾

 

 

皆さんこんにちは!三光の池田です
今回の取組は「人材対策」に関してです

昨今、急激に人手不足がいろんな会社で問題になってきています。
少子高齢化に伴う生産人口の現象からくる問題は全国どこでも同じです。

弊社は一つのやり方として海外のアウトソーシングを実践しています。
アウトソーシングと言っても、製造に関わる物を扱う部署に関しては距離感と物流の問題があり無理がありますが、
弊社は印刷業界で、工程の中で制作というポジションがありコンピュータで仕事をすることが大半のポジションになります。
そのデザイン制作のポジションの仕事を細分化し、クリエイティブな質を求める仕事と作業的な仕事を分類し整理しました。
クリエイティブな仕事に関しては自社制作部門で行い、作業的な仕事をアウトソーシングするということです。

海外と言っても単純作業は後進国の人件費が安い国でも可能なのですが、制作編集を行うとなればそれなりのスキルと知識が必要になります
また、「日本語」文化を理解でき組版、レイアウトなどをできる先となれば限られてきます。
日本語をある程度のレベルで理解できないと仕事になりません。

そこで考えたのが中国の大連です。
中国も以前は人件費がかなり安かったのですが、年々賃金基準が上がっているのは事実です。
ただ、中国の大都市上海や香港などは日本と賃金は変わりませんが、地方の中堅都市に行けば、そこまではまだいっていません。

大連は中国の中でも親日派が多く、大学関係も外国語やIT系の教育が盛んなとことで、若い人材が多い地区です。
日本語のレベルが高く、日本語を理解できる人材が多くて教育レベルがそれなりに高い地区として弊社では打って付けの場所になります。
日本語文化を理解できる事と、IT関係も知識を持った地区となれば、なかなか他の国では難しいと思います。

 

大連 人口600万人
中国で50番目の都市
日本企業の進出600社
外国企業の誘致の為の特区がある
狭い半島に人口が集中し、構想ビルが乱立しています

 

弊社の大連でのメンバーは4名います
仕事も真面目で熱心に取り組んでいて、日々の連絡は「Skype」でのやり取りが中心です。
通話は日本語やチャットを使い打ち合わせしています。
現地は全て中国のメンバーでこちらから管理者が現地に入ってはいません。
データは日本側のサーバを利用して転送しスカイプで指示を行い仕上がった物をサーバに戻してもらう状況です。

最初は日本に研修に来ていただきましたが、年数が経つにつれ中国のメンバーが変わったりはしましたが順調です。
中国大連で最初のメンバーは面接をして決めましたが、その後はスカイプでの面接を行なっています。

何よりも、人間関係をしっかりつくる事が大事で、お互いの人間関係がしっかりできれば中国の方は良くしてくれます。
今後のことを考えると、地方都市の弊社では人材をどう確保寿都のかいろんな手段を考えないと行けない状況になると思われますので、積極的に取り組みをしていこうと考えています。

追記
国は違ってもお互いの気持ちが通じるところまで行けばやっていけると本当に思います。
変な偏見を持たずに相手を信じることができれば、相手も自分たちを信じてくれるものだと信じています。