速乾印刷に向けての記事です。

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速乾印刷に向けて

2018年2月27日(火)
速乾印刷に向けて

速乾印刷に向けて

前回、印刷に使用する版の変更をお伝えしましたが

その後の経過をお知らせいたします。

変更したこの版は環境に有害な現像液を使用しない事で人体や環境に優しい素材であると同時に、スキルを向上することにより印刷後の乾燥速度が速くなり、印刷にかかる時間の短縮と印刷終了後加工するまでの乾燥待ち時間が短縮できる効果が期待できます。

この速乾印刷を目指して取り組んでいる最中ですが、現在その効果が見えてきました。

弊社の印刷機械はチラシ印刷用の輪転機以外はすべて片面印刷機です。

その為今までは表面の印刷が終わると平均1時間ほど印刷物の乾燥を待ち、裏面の印刷を行わなければなりません、

この版を使用して今では、ほぼ待ち時間なしで裏面印刷を行っても擦れや、裏移り等のトラブルが無く印刷を行うまでになっています。

速乾印刷がほぼ達成出来ている状況です、しかし油断は禁物でこの状況を維持するためには、毎日の清掃が欠かせません、またこの清掃もただ綺麗にしているだけではだめで、

印刷機のローラーにしみ込んだ用紙からでる紙粉やカルシューム成分の除去を定期的にムラなく丁寧に行う必要があります。その習慣化が一番重要で、これから繁忙期を迎える今がその成果を試されるときなのです、「忙しいから出来なかった」と言うようなことがあればこの速乾印刷は成功ではありません、忙しい時だからこそ必要な時間を捻出し効率の良い印刷を維持できるように努めてまいります。