進化することの記事です。

東京も梅雨に入りましたが、なかなかまとまった雨は降らず、カラッとした過ごしやすい日々が続いております。

6/17の土曜日に親戚と横浜スタジアムに横浜VSオリックス戦を観にいきました。私自身あまり野球は興味ないのですが、伯父家族が熱烈なオリックスファンで私も数年振りに観戦しました。

 

横浜・オリックス

 

最近のファンには考えもつかないと思いますが、およそ30年前なら客はガラガラ、女性などまずいないカードだったと思います。スタンドでファンが日光浴したりキャッチボールしたり、酷い時は流しそうめんしているファンもいました。しかし、今は女性はもちろんのこと家族連れのお客様が多く、チケットは完売し大盛況でした。イニングの交代ごとに子供や女性をターゲットにしたイベントがあり、勝負事というよりレジャーランドに居るような感覚でした。グッズも私が小さい頃など「こんなのどこで着るんだ！！」というセンスのTシャツや本当に本人が書いたかどうかわからないようなサイン等しかありませんでしたが、キャップだけでもマニア用・女性用・子供用とそれぞれをターゲットにしたデザインで十種類以上ありました。

プロ野球も順調のように見えますが、数年前は数日ストが起きるほど人気が落ちたこともありました。マニアを喜ばせつつも新しい仕組み・仕掛けで新しいファンを獲得し、収益をあげたのは、球団の不断の努力があったからだと思われます。ただ野球を観に行っただけでしたが、我々は本当にお客様の必要なことをやっているのか、まだ我々を必要としているお客様を見つけてきれていないのではないか、そういう努力が足りないのではないかと考えさせられる一日でした。

 

あ、肝心のオリックスは14点も取られて負け。伯父家族は肩を落とし帰っていきました。