2019年6月13日(木)
差し替え製本(上製本・無線綴じ冊子)※現在このサービスは行っておりません
こんにちは、西田です。
印刷お困りごと”あるある”から
本日は差し替え製本での解決法をご紹介します。
冊子を印刷した後に、なんと、誤植を発見!!
本当に困りますよね。
あれだけ校正したのに、なぜ気づけなかったのか?
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悔やんでも、いまさら仕方ありません。
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早速対処を考えます。
正誤表?刷り直し?
正誤表は安いけど、自分の仕事の不正確さをさらすようで、体裁悪いですよね。
一方、刷り直しは費用が高額になります。
こんな時は『差し替え製本』という手があります!
しかしながら、製本の仕様によっては
できるものとできないものがありますので
ご説明いたします。
まず製本には大きく分けて以下の3種があります。
上図で一番左の中綴じ製本は、残念ながら差し替え製本できません。
真ん中の無線綴じと上製本は可能です。
しかし、どこでもやれるというわけではないのです。
この技術がないところは「できません」と答えて
刷り直しをお勧めするでしょう。
もちろん当社はできます(条件有)。
ただし制限があるのです。
以下の上製本は、50冊程度までなら問題なく差し替え製本できるのですが
あまり数が多くなると、専門技術のため対応できません。
次に無線綴じの場合ですが、厚さは100P程度で冊数500冊程度までなら対応可能ですが
製本した糊を一回断裁してバラバラにしなければなりません。
そして訂正したページと差し替え後
表紙および隣接ページを印刷し直して、再度製本しますので
以下のように製本側(ノド)と天地がそれぞれ3mmづつ短くなるのが弱点です。
しかし刷り直す費用と比較したら
安価でできますので、若干小さくなるのが大丈夫であれば、お薦めです。
もし他社でできない場合は、当社にご相談ください。
本日は差し替え製本のご紹介でした。